テーマ紹介(しょうかい)

人工(じんこう)細胞(さいぼう)

細胞(さいぼう)とは「生命(せいめい)の基本単位(きほんたんい)」のことで、人間(にんげん)も37兆個(ちょうこ)もの細胞(さいぼう)からできていると言(い)われています。実(じつ)はこの細胞(さいぼう)を、人工的(じんこうてき)に作(つく)り出(だ)そうという、壮大(そうだい)な試(こころ)みがあります。それが”人工細胞(じんこうさいぼう)”の研究(けんきゅう)です。生命(せいめい)を創(つく)り出(だ)すと聞(き)くと、一見(いっけん)SFかのように思(おも)えてしまうかもしれませんね。そんな人工細胞(じんこうさいぼう)の研究(けんきゅう)は実際(じっさい)はどのようなもので、そして何(なん)のために行(おこな)われているのでしょうか？人工細胞(じんこうさいぼう)の例(れい)を見(み)ながらご紹介(しょうかい)していきます。

流体(りゅうたい)とは何(なに)か

「流体(りゅうたい)」というものに対(たい)して、みなさんはどんなイメージを持(も)っているでしょうか。川(かわ)を流(なが)れる水(みず)や木立(こだち)を抜(ぬ)ける風(かぜ)…本当(ほんとう)にそれだけでしょうか？周(まわ)りをよく観察(かんさつ)して、直感(ちょっかん)にそぐわないものを見(み)つけたら、それは科学(かがく)の第一歩(だいいっぽ)です。実験(じっけん)を交(まじ)えながら、「流体(りゅうたい)」がもっている面白(おもしろ)い性質(せいしつ)を知(し)っていただき、さらに「流体(りゅうたい)力学(りきがく)」の最先端(さいせんたん)の研究(けんきゅう)を紹介(しょうかい)していきます。

球面(きゅうめん)上(じょう)の図形(ずけい)

小学校(しょうがっこう)の間(あいだ)だけでも、色(いろ)んな種類(しゅるい)の図形(ずけい)問題(もんだい)を扱(あつか)いますが、そこで出(で)てくるのは、全(すべ)て平面(へいめん)上(じょう)の図形(ずけい)です。では、曲面(きょくめん)上(じょう)の図形(ずけい)では、どのような法則(ほうそく)が成(な)り立(た)つのでしょうか。曲面(きょくめん)についての理解(りかい)は、相対性理論(そうたいせいりろん)で出(で)てくる『曲(ま)がった時空(じくう)』をイメージするのにも役立(やくだ)つかもしれません。今回(こんかい)は、曲面(きょくめん)を考(かんが)えるきっかけとして、球面(きゅうめん)上(じょう)の三角形(さんかっけい)の性質(せいしつ)を紹介(しょうかい)していきます。