このゲームでは、赤・緑・青の「光の三原色」の強さを調節しながら、お手本にできるだけ近い色を作り出します。それぞれの強さとできる色の関係について学びながら、ハイスコアを目指しましょう!参加してくれたみなさんのランキングも掲示します。上位を狙って頑張ってください!
※ゲームの読み込みに時間がかかる場合がありますがそのままお待ちください。
※色の見え方には個人差・端末差があります。
解説
光の三原色って何?
光には色々な色がありますが、その中でも赤・緑・青は「光の三原色」と呼ばれています。
その理由は、赤・緑・青の3つの色を混ぜることで、ありとあらゆる色を作ることができるからです。
カラフルチャレンジでは、この光の三原色の性質を利用しています。0~255の256段階で赤・緑・青の強さを変えてまぜることで、あらゆる色を作り出せるのです。このように3つの光の強さを変えることで色を表す方法を、RGB表色と言います。(英語で赤=Red 緑=Green 青=Blueというためです)
ちなみに、赤・緑・青を全て255にすると白色になり、全て0にすると黒になります。
どうやって色を作るの?
光の三原色の性質から、赤・緑・青の数字の大きさを変えればどんな色でも作ることができます。数字が大きければ大きいほどその色の光が強くなるので、カラーバーを上手く動かせば目的の色を作れます。
まず赤・緑・青のバランスを変えることで、色合いを変えることができます。赤っぽい色を作るには赤の数字を緑・青よりも大きくすればいいのです。
また、数字の大きさを変えることで明るさを変えられます。全体的に数字を大きくすれば光の量が多くなるので明るくなり、全体的に数字を小さくすれば光の量が少なくなるので暗くなるということです。例えば、下の図では赤・青・緑の強さのバランスは同じですが、数字の大きさが違うので明るさがちがいます。明るくすれば白に近づき、暗くすると黒に近づくということを考えたらわかりやすいですね。
光の三原色は何に使われているの?
テレビやスマホの画面も、実はこの光の三原色を利用しているのです。
下の図は、パソコンの画面を拡大した写真です。細長い赤・緑・青の光がたくさん並んでいるのが分かりますね。この3つの強さを少しずつ変えることで、さまざまな色を出しているのです。
つまり、皆さんがこの五月祭を見ているであろうスマホやパソコンも、カラフルチャレンジのゲームと同じことをしていたというわけですね。
テレビの画面に虫メガネやビー玉を近づけてみると、拡大されて同じようなものが見えますので、ぜひやってみてください!
横に出ている数字は何?
ゲーム画面で、アルファベットと数字がならんでいるのに気付いた方もいると思います。それは、「カラーコード」とよばれているもので、この「カラーコード」を使っても光の色を表すことができます。
最初の2文字は、赤の光の強さを表しています。まずアルファベットについてですが、aを10、bを11、cを12、dを13、eを14、fを15と考えます。その上で、一文字目の数×16+二文字目の数 が赤の光の強さになるのです。同じように三文字目の数×16+四文字目の数 が緑色の光の強さ、五文字目の数×16+六文字目の数 が青色の光の強さを表しています。
例えば、光の強さが赤:142、緑:8、青:255の場合は、142÷16=8あまり13(e)、8÷16=0あまり8、255÷16=15あまり15 なので、カラーコードは「#8e08ff」となります。
このように、カラーコードは、光の色をより短く表すことができるものだということです。